白い詰め物・被せ物

「どのような歯の美しさ」をお求めですか？

美に対しての考え方は人それぞれです。
歯も同じです。

• 芸能人のような「真っ白」な歯を好む方
• すべての歯との「調和」を求める方
• 歯の色ではなく、「歯の形態」を整えたい方
• 歯の色と歯並びを「同時」に整えたい方
• 「銀歯」を白くしたい方

セラミックを利用した詰め物・被せ物治療はこれらすべてが可能です。

ただ歯を白くするホワイトニングと異なり、患者さんの好みの色合いに調整でき、また、歯の形や歯並びも一緒に整えることができます。

これが審美セラミック治療です。

また、当院では「歯の美しさ」以外にも、「長期安定性」も重要視しています。

長期安定性とは、治療後の状態を、長くキープすることです。
あまり知られていませんが、審美セラミック治療を行ったが、数年後、再治療になる方がいます。

その大きな理由は2つあります。
それは「虫歯」と「噛み合わせ」の問題です。

具体的には、

• 治療した歯が虫歯になってしまった…
• 噛み合わせが原因で、被せ物が割れてしまった…
• 治療後、噛み合わせがおかしくなってしまった…

せっかく、安くない治療費と時間をかけて綺麗な歯になったとしても、これでは本末転倒ですね。

当院が行う「美しさの創造」と「長期安定性」を追求するために行っていることをこれからご紹介します。

「主観的な美」と「客観的な美」の融合

当院では「患者さんが求める美」、つまり、主観的な美を一番大切にします。

しかし、歯の審美性を求める方の最終的なゴールは、ご自身の中での満足の他、ご自身以外の人に「綺麗」と感じてほしいという想いもあります。

そのため、自分以外の第三者が見ても「綺麗」と感じる美、つまり、「客観的な美」も同時に追求しなければなりません。

その客観的な美は、私たち歯のプロフェッショナルが担います。

これらの「主観的な美」と「客観的な美」を達成させるための取り組みをご紹介します。

「主観的な美」
：各工程で患者さんの意見を
取り入れます

主観的な美の答えは「患者さん」だけが知っています。
しかし、美とは抽象的なものでもあるため、様々なステップを踏んでその美を具体的にしていく工程が大切になります。

「治療前」のカウンセリング

しっかり時間をとって、患者さんの「こうしたい」をお伺いします。雑誌等の切り抜きを持ってきていただいても大丈夫です。私たちも、イメージに近い過去の症例画像や模型等を利用しながら患者さんの理想を具体化していきます。

「ワックスアップ模型」でよりイメージを具体的に

ワックスを利用し、模型上で患者さんのイメージをカタチにしてきます。もちろん、その模型を見ながら、もっとここをこうしたい等の要望を伺い反映させます。

「仮歯」を利用し最終形態の最終チェック

仮歯を作成し、それを実際に装着していただき、色合いや形などを微調整していきます。
この工程は患者さんが納得されるまで行います。

「客観的な美」
：美は意図的に作り出せます

先ほどもお伝えしましたが、「客観的な美＝誰が見ても美しいと思える美」は、私たちが追求していく分野となります。

聞いたことがある方もいるかもしれませんが、だれが見ても「美しい」と感じる形態は存在します。これは歯も同様です。当院では次の指針に従って客観的な美を創造します。

唇と歯の関係（Lip to Tooth Relationship）

笑ったとき、下唇のアーチと歯並びのアーチを一致させることで口元の美しさを際立てることができます。

著者: 山崎長郎 クインテッセンス出版: エステティック クラシフィケーションズ より引用

ゴールデンプロポーション（Golden Proportion）

「中切歯（1.618）」：「側切歯（1）」：「犬歯（0.618）」の配列にすることで前歯の審美性が向上します。

正中線と歯並びのバランス（Median line）

正中線とは、上の前歯の真ん中のラインのことを言いますが、このラインが顔の真ん中に合わさることでバランスが取れた歯並びになります。

生物的幅径（Biological width diameter）

口元の美しさは「歯肉」も重要な役割りを果たします。生物学的幅径を尊重し、適合性の良い被せ物を製作する必要があります。

美しさを「長期安定」させるためのこだわり

ここまでは「美」に関してお伝えしてきました。
この章では「長期安定性」を獲得するためにできることをお伝えします。

端的にお伝えすると「初期治療の徹底」と「いかに、精巧な治療ができるか」がすべてとなります。

「初期治療」の徹底

セラミック治療は、歯を土台としてセラミックの被せ物などを装着する治療になりますので、その土台となる歯がしっかりしていなければ、長期安定性は確保できません。

よく「家を建てる」たとえ話をするのですが、土台がしっかりしていなければ、地震や台風が来た時にすぐに崩れ落ちると思います。歯も同じです。

そのため、土台となる歯が健康であれば問題ないのですが、虫歯や歯周病がある場合は、まずその治療から開始します。

「すぐに綺麗になりたい」という患者さんの気持ちは分かります。
しかし、一過性の美で終わるのか、長期的な美になるのかのポイントとなる部分なので、この部分は患者さんにご理解いただいています。

「精巧な治療」のために～
マイクロスコープ活用

被せ物は、あくまで「人工物」ですので、どうしても被せ物と歯の間に「隙間」が生じます。この隙間が大きいと、虫歯菌などが被せ物の中に入り込み、知らずのうちに内部で虫歯が進行してしまう事があります。

つまり、この「隙間」をいかに生じさせないかがポイントになります。

これを達成させるため、当院では肉眼よりも視野を20倍拡大できるマイクロスコープを利用します。

最後に：患者さんの「本当の笑顔」が見たいから

これまで多くの方の審美的な治療を行ってきました。
患者さんの目的は様々です。

• 昔からコンプレックスだった歯を綺麗にしたい
• 手で隠さず、人前で大きな口をあけて笑いたい
• オーディションを何としてでも通過したい
• 口元を綺麗にして、自分に自信を持ちたい

どれも「前向きで真剣な願望」です。

その気持ちに、本気で応えたい。
これが私たちの率直な想いです。

納得されるまでトコトンお付き合いします。
何でもお話しください。こうしたいをお聞かせください。

遠慮はいりません。