【スウェーデンスタイル】
GBT(Guided Biofilm Therapy)
システム
従来の歯周病と一線を画す、
より効果的で、
より体に優しい治療法
- 「短期集中治療」にも対応
- 「再生療法」にも対応
- 「歯周内科療法」にも対応
電話でのご予約 047-351-2288
10:00~12:30/14:00~19:00 ※休診日:第2水曜日
GBT(Guided Biofilm Therapy)
システム
従来の歯周病と一線を画す、
より効果的で、
より体に優しい治療法
GBT(Guided Biofilm Therapy)とは、歯科先進国スウェーデンで生まれた治療システムで「より効果的に、より身体に優しい歯周病治療」となります。
GBTを簡単に説明すると、歯周病のそもそもの原因である「歯周病菌」を守っているバリアである「バイオフィルム」をしっかり除去してから、その内部に潜む歯周病菌にアプローチしていく方法です。
これまでの歯周病治療は「バイオフィルム」をしっかり除去したうえで治療を進めていたわけではないため、治療後、お口の中の歯周病菌がすぐに増殖し、再治療を繰り返すことがよくありました。GBTではこの悪循環を断つことができます。
GBTシステムのカギになるのが、「スイスEMS社のエアフロー」です。
※世界の予防最進国であるスウェーデンのイエテボリ大学では、この機器の有効性を認め、すべてこのEMS社のものに買い換えています。
エアフローは多くの歯科医院で導入されている機器ですが、このEMS社製のエアフローは次のような特徴があります。
違い1:バイオフィルムを従来の機器よりもしっかり除去できる
違い2:歯や歯茎を傷つけない
つまり、今まで効果的にアプローチできなかった部分までアプローチ可能になるので、より効果的な処置ができるようになります。
その他、より効果的な治療を行うため、次のような治療も併用し効果を高めます。
マウスピースに除菌ジェルを入れお口にはめることで、歯周病菌を除菌する治療法です。
レーザーには強い殺菌効果があるため、歯周ポケット等に照射し歯周病菌を殺菌します。
ジスロマックと呼ばれる薬剤を内服し、歯周病菌を殺菌します。
歯周病治療は目に見える細菌の塊である「歯垢や歯石」を除去すればよいわけではありません。目に見えない細菌にもしっかりアプローチする必要があります。
上記の治療法を行うことで次の画像のようにお口の中の歯周病菌の数を大幅に減らすことができます。
冒頭で「具体的な治療法」に関してお伝えしましたが、治療前の「診査診断の質」もとても重要なのでここでご紹介します。通常検査以外に「細菌」に着目した検査を当院では行います。
口臭の主な原因は「歯周病菌が出すガス」です。
そのため、そのガスを調べることで、どのような歯周病菌がいるのかを確認します。
患者さんの唾液を採取し検査します。唾液検査を行うことで、口腔内細菌の種類、数、活動性を確認できます。
位相差顕微鏡とは、お口の中の細菌の状態をリアルタイムで確認する機器になります。歯周病菌の数や種類、活動性を確認します。
歯周病菌の中でも特に悪影響を与えているとされているのが、P.g.菌と呼ばれるものです。オルコアと呼ばれる機器を利用し、わずか45分でこの細菌が存在するか否かを検査します。
歯周病が進行すると「歯がグラグラ」してきます。
これは歯周病菌が歯を支える顎の骨を溶かしているからです。
この状態になると「抜歯宣告」されることが多いのですが、当院では「歯周組織再生療法」も行っていますので、 これを用いて抜歯せずに治療を行うこともあります。
具体的には「エムドゲイン」という材料を利用し、歯周組織を再生させます。
すべてのケースで適応できるわけではありませんが「FMD」と呼ばれる手法を利用することで、通常4~6回かけて行う治療を1回~2回で終わらせます。
1回の治療時間を通常よりも長く確保しますが、大幅に治療期間や来院回数が減りますので、お仕事などが忙しい方にはお勧めです(適応ケースは限定されます)。
歯周病は「本当は怖い病気」という話を聞いたことがあるかもしれません。
これは事実です。
歯周病は単に「歯が抜け落ちてしまう病気」にはとどまりません。
具体的には次のような病気との関連性が報告されています。
歯周病菌が血管を通して体内に入り込むことで、病気との関連性が高まるといわれています。
この事実をもっと多くの方に、しっかりと理解していただきたい。
そのための情報提供を当院ではしっかり行っています。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。