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舌につく汚れはそのままにしていても大丈夫?

2023年5月28日

歯みがきのときに、ふと見た自分の舌が白くなっていて気になることはないでしょうか?

舌は基本的にはピンク色をしていますが、口の中が不潔になったり体調が悪いと白っぽくなったり、汚れがついたりします。

今回は、舌につくこの白っぽいものは何なのか、とった方がいいのかについて詳しくご説明していきます。

 

【舌につく苔(コケ)?】

舌についている灰白色または黄白色のものは、舌苔(ぜったい)といわれます。

これは単に舌についた汚れではありません。食べかすや唾液の成分、お口の中の粘膜が剥がれたもの、さまざまな細菌、白血球、色素などからなっていて、口臭や味覚障害などの原因になります。

【舌苔がつきやすい人、つきやすいところ】

舌苔は抗生物質などの薬を長期間服用していた後や、全身の病気の一部分の症状として見られることもありますが、健康な方の場合でも口のなかが不潔だと舌苔がつきます。
特に、口が乾燥している人は舌苔が増えやすくなります。普段は鼻で呼吸していても、マスクをしていると苦しくて口で呼吸することもあります。そうすると、口の中が乾燥して舌苔が増えてしまいます。

 

①こんな人がつきやすい!

  • 間食することが多い
  • 食後に歯みがきしない
  • 寝る前の歯みがきをよくさぼってしまう
    →口の中が不潔になりやすく、舌苔がつきやすくなります
  • 口で呼吸している
  • 口を開けていることが多い
    →口が乾燥することにより、舌苔がつきやすくなります
  • 大きなストレスが続いている
  • しゃべることが多い
    →唾液が出るのが少なくなることによって口が乾燥するため、舌苔がつきやすくなります
  • 舌をあまり動かさない
    →舌の動きが不十分だと舌苔がつきやすくなります

 

②こんなところにつきやすい!

舌苔にも舌の中でつきやすい部分というものがあります。

特に、舌の中央から後方にかけての奥の部分はつきやすいです。「あっかんべー」と大きく舌を出したときに、舌の中央から奥の部分をよく見てみてください。白っぽくなっている方もいるのではないでしょうか?
舌の付け根に近い奥の部分は、唾液ではあまり洗い流されません。また、舌が動くときに上あごとこすれることが少ないことも影響して、細菌が増殖にしやすい環境になります。
このようなことから、舌苔は舌の後方部からつきはじめて、時間が経つにつれて奥から前のほうに増えてくると考えられています。
舌苔がついているかどうかを確認するときは、舌を前に出して舌の奥の部分が白っぽくなっていないかを見てみましょう。

 

【舌苔は取り除いた方がいいの?】

では、舌苔は取り除いた方がいいのでしょうか?

舌の上には口臭の原因となる細菌も多く存在します。そのため、舌苔がたまると口臭の原因となりますし、舌苔の細菌を誤嚥(飲食物や唾液を飲み込んだときに気管に入ってしまうこと)してしまうと肺炎をもたらすこともあります。

口臭が気になる人は、こまめに舌苔を取り除くことをおすすめします。
ただし、舌は傷つきやすいため、過度なケアは逆効果です。1日1回にしておきましょう。

 

【舌苔を取り除くポイント】

1.1日1回が目安。朝がおすすめ!

1日に何度も舌をこすると舌の粘膜を傷つけてしまうこともありますので、1日1回を目安に、舌の汚れが気になるときに行いましょう。朝は舌苔の付着量が多いので、舌みがきは朝の歯みがき時に行うのがおすすめです。

 

2.舌ブラシややわらかい歯ブラシを使う

舌の表面は凸凹しているため、うがいでは落とすことはできません。

舌ブラシややわらかい歯ブラシを使いながら、丁寧にやさしく落としていきましょう。

 

3.鏡を見ながら行う

舌苔がついている部分にブラシがきちんとあたるよう、鏡を見ながら行いましょう。舌苔のついていないところは掃除をする必要はありません。

 

4.ブラシを動かす方向は「舌の奥から手前」

舌を見ながら、少しずつ横に移動して、奥から前方へ3回程度軽い力でかき出します。やさしく奥から前へ舌苔を除去します。ブラシを手前から奥に動かしたり、前後に往復させたりするのはやめましょう。舌苔中の細菌をのどの奥へ送り込んでしまう危険があります。

 

5.強い力でみがかない

舌はとてもデリケートな組織です。強くみがくと簡単に傷をつけてしまいます。

舌は食事をするのに活躍するのはもちろん、味を感じる味蕾(みらい)という部分もありますので、軽い力で行ってください。

 

6.嘔吐反射を防ぐには舌は思いっきり前に出す

ブラシなどを口の奥に入れると「おえっ」となることがあります。これを「嘔吐反射(おうとはんしゃ)」と言いますが、この嘔吐反射を防ぐには、舌を思いっきり前に出すのがコツです。

 

7.無理にキレイにしない

思ったようにきれいにならないからと無理して1回で全部取り除こうとはしないでください。日数をかけて少しずつ取り除いていきましょう。
これまであまり舌みがきをする習慣がなかった場合では、舌苔が厚くたまっている可能性もあり、1回の掃除では舌苔がなかなか落ちないこともあります。毎日舌みがきをすることで、だんだん落ちやすくなっていきます。

【舌苔と味覚の関係】

舌苔が多くついていると味覚が低下して、味があまり感じにくくなることがあります。

「味覚」とは五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)のひとつで、口の中で食べ物の化学的特性に応じて認識される感覚です。味を感じるのは、舌の表面に多く存在する「味蕾(みらい)」という組織です。この味蕾によって甘味や苦味、塩味などを感じます。

しかし、この味蕾を舌苔が覆っていると味を感じにくくなり、食べ物がおいしく感じられなくなることがあります。舌苔を除去することは舌をきれいにするだけでなく、食べ物をおいしく味わえることにもつながるのです。

 

【 OCEAN歯科からのメッセージ】

舌苔は、口臭(生理的口臭)の原因のひとつといわれています。長いマスク生活で口を開けっぱなしにすることも多かったため、気づかないうちに舌苔がしっかりとついているかもしれません。無理やり取る必要はありませんが、歯をみがくのと同じように舌もこまめに清掃していきましょう。

歯周病〜歯を失う原因の第1位〜

2023年5月20日

<こんな症状はありませんか?>

・歯ぐきが赤く腫れている

・歯ぐきから出血することがある

・歯ぐきから膿が出る、むずがゆい感じがする

・歯と歯の間に隙間があいてきた気がする、ものがつまりやすい

・歯ぐきがやせてきた

・寝起きに口の中がネバついて不快な感じがする

・冷たいものや熱いものがしみる

・歯が長くなった気がする

・硬いものなどが噛みにくい、噛んだら痛む

・歯が浮いたような気がする

・歯がグラグラする

・口臭がなんとなく気になる(人から言われた)

 

このような症状がある方は、歯周病になっているかもしれません。

近年、成人の7割は歯周病にかかっていると言われています。

また、むし歯と並んで歯を失う主な原因となっています。

歯周病を予防し、進行を防止することは、歯と口の健康維持にとってとても大切なことです。

 

 

1.歯周病ってどんな病気?

歯周病とは字が示すように、「歯」の「周」りの「病」気であって、歯の病気ではありません。

歯の周りとは具体的には、歯肉(歯ぐき)、歯根(歯の根っこ)を覆うセメント質、歯槽骨(歯を支える骨)、セメント質と歯槽骨を結ぶ歯根膜から成り立っています。

歯周病は、歯の表面につくプラーク(細菌の塊、歯垢やデンタルバイオフィルムとも呼ばれます)の中の細菌による感染症です。

このプラークは歯みがきをさぼると歯の表面のミュータンス菌により作られるネバネバした細菌の住み家です。

最初は、むし歯の原因菌のミュータンス菌がほとんどですが、プラークが厚くなってくると、歯周病を引き起こす細菌の数が増大してきます。

このプラークが歯と歯肉の境目にとどまると、数日~1週間で歯ぐきに炎症が起きてきます。

歯周病の主な特徴は炎症を起こすことであり、この炎症が歯の周りの構造を破壊していきます。

歯肉だけに炎症がある状態を歯肉炎、歯肉だけでなくその周りの組織にまで炎症が波及している状態を歯周炎といいます。

一般的に、歯肉の炎症から始まり、進行するとセメント質、歯根膜、歯槽骨まで破壊されます。

そのまま破壊が進むと、骨は歯を支えることができなくなり、最後には歯が抜けてしまいます。

 

 

■歯肉炎は痛みがない?

歯肉にだけ炎症が起きている歯肉炎の状態だと、ほとんど痛みはありません。

そのため、歯周病にかかっていることに気がつかないことが多いのです。

もし歯肉に痛みがあったり、腫れて出血がある場合、歯肉炎よりも進行した歯周炎になっていることが多くあります。

初期の歯周炎の場合、からだの防御機能によって軽度の痛みや出血はしばらくしたら治ることもあります。

ただ、これは歯周炎が治ったのではなく、さらに悪化するための準備段階に入っている可能性があります。

歯周炎を治すためには、プラークを除去することしか方法はありません。

安易に自己判断をせずに、歯科医院でのチェックをおすすめします。

 

■歯に自信がある人も要注意?

むし歯で痛みがある場合、多くの人は歯科医院を受診されます。

しかし歯周病が軽度の場合は、痛みや違和感が多少あっても放置されることが多い病気です。

そうしているうちに病気は進行し、歯肉炎から歯周炎となり、ガマンできずに歯科医院に来られます。そのときにはずいぶんと進行し、手遅れの状態になっていることも少なくはありません。

歯に自信がある方でも、定期的な検診によるチェックを受けられることをおすすめします。

またこの病気も、ほかの病気と同じくできるだけ早く発見し、治療することが大切です。

 

 

2.歯周病の予防方法

歯周病はプラークが歯と歯肉の境目に付着することから始まるので、予防に大切なのは次の3つのことです。

①原因となるプラークを付着させないこと

②付着したら速やかに取り除くこと

③プラークに負けない抵抗力をつけること

 

そのために必要なのは

■歯みがき

歯ブラシや歯間ブラシ、デンタルフロスなどを用いて、隅々までプラークを取り除くことが最も効果的です。

毎日の丁寧な歯みがきが歯周病を予防します。

■定期検診

毎日の歯みがきでは取り除けないプラークや歯石の除去や、歯並びや口の状態に応じて歯みがき指導を行います。3~6ヶ月に一度の来院をおすすめしていますが、お口の状態に応じて頻度は変わってきます。

■規則正しい生活と健康な食生活

栄養が不足したり、極度に疲れていたりストレスがたまっていると、歯肉の抵抗力が低下してしまいます。抵抗力を高めるには、栄養バランスのとれた食生活を送ること、不足しがちなビタミンの摂取なども積極的に取り入れることが必要です。

もし口の中に違和感を感じたら、からだの疲労度や健康度をチェックしてみましょう。

 

 

3.歯周病の検査・診断

■プラークの付着具合を調べる検査

プラークがどれだけ、どこに付着しているかを、専用の染め出し液を用いて調べます。

その結果を用いて、ご本人にも歯みがきの指導をおこなっていきます。

■プロービング検査

プローブという特殊な器具を、歯と歯肉の隙間に入れて、その深さを測ります。

またそのときの出血の程度も調べます。

健康な状態では1~2ミリ程度ですが、歯周病になると3ミリ以上の深さになることが多く、重症な場合は10ミリを超えることもあります。

見た目ではそんなに炎症がひどくないと思っていても、この検査により見えないところの炎症状態が分かります。

■レントゲンによる検査

進行した歯周病の場合、歯槽骨という歯を支えている骨が溶けてきます。

レントゲンを撮影することにより、その骨が溶けている程度や範囲まで正確に知ることができます。

■そのほかの検査

歯の揺れを調べたり、病原菌を特定するために細菌の検査をおこなったりもします。

 

 

4.歯周病の治療法

炎症の原因となるプラークと歯石を口の中から取り除きます。

■プラークの除去(ブラッシング指導)

ご自宅での毎日の口の中のケアをより効果的にするため、歯みがきの仕方のチェックを定期的に受けることが必要になってきます。

間違ったやり方を続けても効果がありませんので、しっかり身につけましょう。

■歯石の除去(スケーリング・ルートプレーニング)

歯科医師や歯科衛生士が専門の道具を使い、歯石を取り除きます。

歯肉の下の目に見えない部分にまで歯石がある場合、局所麻酔をして除去していきます。

プラークや歯石により汚くなった病気のセメント質も除去して、きれいにしていきます。

■歯周外科手術

器具が届かなかったり、歯の根と根の間に入り込んでしまっている歯石には、歯周外科手術をおこないます。局所麻酔をして歯肉を歯槽骨からはがし、取れなかった深部にこびりついた歯石を除去します。

■そのほかの治療(自費治療も含む)

患者様一人ひとりに応じて、付け加えた方が良い治療があれば、その度にご提示させていただきます。

保険内でなく、自費での治療もおこなうことが可能です。

■メンテナンス

歯周病というのは歯科医院での治療が終わったからといって、その時点ですべてが終わる病気ではありません。治療が終わって、健康な状態を維持していくために、日々の正しい歯みがきや定期検診、規則正しい生活が必要となってきます。

歯周病の原因菌を増殖させたり、活性化させないためにもこまめなメンテナンスが大切です。

頻度は症状に応じてさまざまですが、一般的には1~3ヶ月ごとのお手入れが必要となってきます。

 

 

5.OCEAN歯科からのメッセージ

歯周病で重要なのは、早期発見、早期治療、そして予防とメンテナンスです。

症状が軽いうちだと時間もお金もかからずに治療していくことができますが、重症化するとご自分の歯を失うリスクがあるだけでなく、大変長い時間をかけて治療に通う必要が出てきます。

「ちょっと気になる」を放っておくと、気づかないうちにどんどん病気はひどくなっていきます。

ご自分でできるお口のケアを毎日していくことはもちろんですが、数ヶ月に1度の専門家による定期検診でさらに詳しくチェックしていきましょう。

生涯を通して自分の歯で噛んで食事ができるように、日頃から気をつけていきましょう。

 

顎関節症

2023年5月13日

口を開ける時に顎が痛かったり、大きく口を開けるとカクカク音がなったり、急に口が閉じられなくなったりした経験はありませんか?

もし、これらの症状の中で当てはまるものがあったら「顎関節症」になっているかもしれません。

顎関節症はむし歯、歯周病と並んで歯科の三大疾患の一つと言われるくらい、多くの方がかかっている疾患です。今回は顎関節症について、どのような状態なのか、治療方法についてなど、ご説明したいと思います。

 

【どんな症状があったら顎関節症?】

・口を開けると痛い(開口時痛)

・口が開かない、または開けにくい(開口障害)

・口を開けると音がする(関節雑音)

 

【顎関節症の多い年代】

厚生労働省の歯科疾患実態調査によると、男性より女性が多いとされています。

特に20~24歳の女性に多いようです。

 

【顎関節症はどのような状態なのか?】

顎関節症には4つの病態があります。

そのうちの1つ、もしくは複数の状態になっていることが考えられます。

以下が顎関節症の4つの病態です。

 

①咀嚼筋(そしゃくきん)の痛み

咀嚼筋とは、簡単にいうとご飯を食べるときに使う筋肉のことです。この筋肉が痛んだり、動きにくくなったりする状態ですので、お食事の時などに気づくことも多いです。

 

②顎関節の痛み

顎を開け閉めするのには顎関節という部位が働いています。

その関節を作っている組織に炎症や損傷が起こって、痛みが出る状態です。

 

③関節円板の障害

顎関節の中には、顎の関節のクッションのような役割をしてくれる関節円板というものがありますが、その関節円板の位置のズレが起こり、痛みが出る状態です。

 

④顎関節の変形

通常、顎関節は関節円板などクッションによって円滑に動くことができます。

しかし、何らかの原因で関節同士がクッションのない状態で、直接こすれ合い、その結果として骨が変形し、痛みが出る状態です。

【どうして顎関節症になるのか?】

顎関節症の原因として考えられることはたくさんありますので、一つに特定する事は大変難しいのです。 一般的には、いくつかの原因が重なり、その限界を超えると症状が出てくると言われています。

その中の原因として考えられるものを挙げていきます。

思い当たる節はあるでしょうか?

 

①かみ合わせ

もともとかみ合わせが良くなかった場合は、顎関節症になる可能性があります。

また、歯列矯正や歯科治療を受けてかみ合わせが変わったことで、顎関節症になってしまうということもあります。

 

②歯ぎしりやくいしばり

歯ぎしりやくいしばりが強いと、歯にヒビが入ったり、歯が欠けてしまったり、根を露出してしまうといったリスクがあります。しかし、これらが及ぼす影響はそれだけではなく、顎の筋肉を緊張させる事で顎関節症にも関わってくることが考えられます。

 

③習癖

普段の生活の中での無意識のクセが、顎関節に負担をかけているかもしれません。

たとえば、顎に負担がかかるようなことをしていませんか?

何気なく頬杖をついたり、うつ伏せで寝ることも顎関節には負担がかかっています。また、携帯電話やスマートフォン、パソコンで長時間操作をしたり、仕事で重い荷物をよく運んでいたりすることも顎の負担になっているかもしれません。ご本人が気づいていないところで、顎関節に大きな影響を与えている可能性はあります。

また、硬いものを食べるのが好きな場合、頻繁に硬いものを食べることも顎に負担がかかります。眠っている時の姿勢や歯ぎしりもクセとなっている方もいます。

 

④ストレス

人はストレスを感じたり、集中している時、無意識にかみしめています。

集中している人の顎関節に注目して見てみると、筋肉が盛り上がっていたり、動いていたりすつことに気づくかもしれません。顎関節に力がかかっている証拠です。

ストレスがあることによって、日中だけでなく、寝ている間も顎関節に負担をかけている可能性があります。かみしめが強すぎると、顎関節の周囲の筋肉や靭帯、顎骨に影響を与えてしまいます。

 

⑤外傷

交通事故、転倒、打撲などの外傷があった場合は、その後に顎関節症を発症することが多くあります。

顎関節には、顎の動きをスムーズにするために「関節円板」というクッションのような役割を果たす軟骨がありますが、外傷によってその軟骨に何らかの影響を与えた場合などに生じます。

関節円板のずれや変形によって顎関節症が発症することが多いです。

 

⑥スポーツ

スポーツ時は競技を行なっていたり、トレーニングをしているときなどにも無意識にかみしめることが多いため、顎に負担がかかり、顎関節に影響すると言われています。

 

 

【どのような治療法があるのか?】

さまざまな原因により顎関節症が発症することがご理解いただけたかと思います。

それでは、顎関節症を治療するために、どのようなことをすればいいのでしょうか?

ここでは顎関節症の治療に代表される項目について、それぞれご説明していきます。

 

①生活習慣を改善する

生活習慣を見直して、顎への負担を軽減させることも一つの方法です。

パソコンで操作をするときもこまめな休憩を挟んだり、何気なくしている頬杖をつくのを止めるのもいいでしょう。また、うつ伏せ寝をやめたり、一定方向を向いて寝るのではなく、さまざまな方向を向いて寝ることでも顎へかかる負担を減らせます。

日常生活で何気なくしていることを見直してみましょう。

 

②薬物療法

痛みや炎症を抑える薬を飲むことによって、起きている症状を抑えることができます。

 

③運動療法

運動療法は、顎関節の動かす体操を医師と一緒か、患者さん自身が行い関節の動きをよくする方法です。動かし方のはコツがあり、無理やり行うとかえって逆効果になりますので、必ず医師の指導の下行うようにしましょう。

 

④物理療法

マッサージや熱、電気を用いて、顎関節の血流を増加させ、老廃物を代謝したり、腫れや痛み、ストレスを軽減させることで顎関節症の改善を行う方法です。

 

⑤マウスピース治療

顎関節症というのは、かみ合わせや顎の位置異常から起こるものが多いので、正しい顎の位置に誘導してくれるマウスピースを夜寝るときに装着し、顎関節の安静化を図る方法です。現在の顎関節治療の第一選択になることが多い方法です。

 

⑥正しい噛み合わせを作る治療

歯並びやかみ合わせが顎関節症を引き起こしている場合、上記に挙げた方法ではでは根本的には解決することができません。矯正治療、かぶせや詰め物、インプラント によって正しい噛み合わせを作ってあげることで、顎関節症の原因である不正咬合を治療する方法です。

 

⑦外科治療

非常に稀な場合ですが、①~⑥の方法でも改善がない場合などは、関節の中を洗浄したりする外科処置を行う場合もあります。

 

 

【セルフケア】

症状を改善するには、ご自身でのセルフケアも大切です。

 

①顎を安静にする

痛みが強い場合は、硬い食べ物はなるべく控えて、軟らかい食事にしましょう。 また、くいしばりや歯ぎしりをしないように意識するだけでも顎をリラックスさせることにつながります。意識的に歯を接触させないようにしましょう。

 

②大きく開口しないようにする

特にあくびの時は大きく口を開けてしまいがちですので、注意しましょう。

 

③姿勢を良くする

猫背や顎を前に出す姿勢はとらないようにしましょう。

 

④長時間、同じ体勢を続けない

こまめに休憩時間を設けたり、ストレッチをして、身体を休ませることを心がけましょう。

 

⑤うつ伏せや頬杖をしない

うつ伏せになったり、頬杖をつくと顎に負担がかかりますので、しないように気を付けましょう。

 

【OCEAN歯科からのメッセージ】

顎関節症には原因と治療法に至るまで、さまざまなものがあります。

顎がとても痛くて食事ができない時などは、しばらく痛みや炎症を抑える薬を飲んでいただいた後、必要であれば寝ている時に使用するマウスピースなどを作成し、実際に使用して治療していく方法がメインになることもあります。

それぞれの症状に合わせて治療していきますので、何か顎に違和感などがある方はご相談ください。

入れ歯、ブリッジと比べたインプラントの特徴

2023年5月8日

何らかの原因で歯がなくなったら、どうしますか?

放置していてもずっと隙間があいたままその状態が続くと思っている方もいるかもしれませんが、実際の口の中では、知らない間に少しずつ小さな変化が起こってきます。
最悪の場合、歯が痛くなってかめなくなったり、かみにくくなったりすることもあるため、何らかの手段で歯がないところの補う必要があります。

一般的には入れ歯、インプラント、ブリッジを入れていくことが多いでしょう。

今回はそれぞれの特徴と、その中でも特に分からないことも多いインプラントについて、メリットデメリットも含めてご説明していきます。

 

 

【入れ歯の特徴】

入れ歯というと、どういうイメージをお持ちでしょうか?

入れ忘れたら大変?お掃除をしなくてはいけない?

そうですね、入れ歯の最大の特徴としてはどのようなものであっても、基本的には「取り外し可能である」ということです。これは、良いところでもあり、悪いところでもあります。

取り外しができる良いところは、「口から出して手に持って洗えるので、汚れが見やすくきれいに清掃ができる」ということでしょう。逆に、短所としては「外れてしまうことがある」ことや、「つけた時の違和感がある」ということがいえるでしょう。

そして、もし歯が数本なくなった場合だけを補う、部分入れ歯にすると、入れ歯を支えるために残っている歯にクラスプと呼ばれるバネをかけることになります。そのバネは、場所によっては話しているときに相手から見えて、審美的にはあまり好ましいものではないかもしれません。

そして、入れ歯には保険のものと自費のものがあります。

歯がどれくらいなくなっているかにもよりますが、どのような形態にするかなどは詳しく検査してみないと決定することはできません。

 

【インプラントの特徴】

インプラントは、歯がなくなったところに人工の歯根を立てて歯を作るため「自分の歯のようにかめる」ことと「見た目には歯がなくなったとは分からない」というのが最大の特徴です。

インプラントは周りの歯に依存せず、そのものだけで維持することが可能ですので、周囲の歯に負担をかけることもありません。お手入れも、自分の歯と同様に清掃していきます。インプラントは人工のものだからと清掃をしっかり行わないと、歯周病原菌によって感染が起こり、骨が溶けてインプラントがダメになってしまいます。メンテナンスという意味では、自分の歯と同様に考えていく必要があります。

インプラントは保険が効かないため、すべて自費となります。

なくなった歯の本数、スペースによってインプラントを入れる本数は変わってきます。

 

【ブリッジの特徴】

ブリッジは入れ歯の次に、どのようなものかをイメージできるものではないでしょうか。

具体的には、歯がなくなった両隣の歯を削って、それをつなぐように被せて歯がないところをかめるようにしていきます。
そのため両隣の「健康な歯を削る」ことと「支えてくれる歯に負担がかかる」という問題点があります。
入れ歯と違い外すことができないので、取り外しの煩わしさもなく、違和感もそれほどありません。しかし、食べたものが詰まったりと清掃はしにくいでしょう。
こちらは、保険のものと自費のものから選べます。

 

【入れ歯、ブリッジの中と比べたインプラントのメリット】

以上のようにそれぞれの特徴を挙げてきましたが、ここでは特に、インプラントのメリットをご説明していきます。

入れ歯、ブリッジと比較してインプラントのメリットは

  • 自然な見た目
  • 歯がないと分からない
  • かみ心地も良い
  • 口の中での違和感がない
  • 他の歯に負担がかからない
  • 食事中などに外れることがない
  • 清掃がしやすい

ということが挙げられます。

 

【インプラントのデメリット】

インプラントは非常に良い治療法ですが、誰でもインプラント治療を受けることができるかというとそうではありません。

インプラントは外科手術を伴うため、次のような全身的な病気がある人はできない場合もあります。

糖尿病・・・感染を起こしやすく、傷の治りが悪い

高血圧・・・血が止まりにくかったり、脳梗塞などの合併症を起こす危険性がある

骨粗鬆症・・・骨粗鬆症の治療薬を飲んでいると、外科手術をすることで骨が壊死してしまう可能性がある

心臓病・・・心臓発作を起こしたり、感染性心内膜炎を起こす危険がある

腎臓病・・・血が止まりにくかったり、傷の治りが悪いことがある

肝臓病・・・血が止まりにくくなる危険性がある

ガンの治療中・・・顎の骨に放射線治療を受けている場合、骨の治りが悪い場合がある

また、インプラントは入れ歯やブリッジに比べると、治療の回数や時間が少し長くなります。

具体的な治療の流れを以下に示します。

 

【インプラント治療の流れ】

インプラントの手術の方法には、大まかに「一回法」と「二回法」の2通りあります。
一回法は手術が一回、二回法は手術が二回必要となります。
現在のところ、一般的には、二回法の方が感染のリスクが低い、またあらゆるケースに対応できる、ということからよく行われます。

それぞれの手順は次の通りです。

 

(一回法)

 

  1. 歯ぐきに麻酔をして、歯ぐきを切開して骨に穴を開ける
  2. アバットメント(土台)が一体になったインプラント体を骨に埋め込み、アバットメントを露出させた状態で歯ぐきを閉じる
  3. インプラントと骨が結合したのを確認してから、型取りを行い、被せ物を取り付ける

 

(二回法)

 

一次手術

 

  1. 歯ぐきに麻酔をし、歯ぐきを切開して骨に穴を開ける
  2. インプラント体を骨に埋め込み、歯ぐきを縫合し、インプラント体を完全に覆う
  3. 骨とインプラント体が結合するのを数ヶ月待つ

 

二次手術

 

  1. 歯ぐきを切開し、インプラントを露出させる
  2. インプラントにアバットメントを装着する
  3. 歯ぐきを切開した部分が治ったら型取りをし、被せ物をする

 

【インプラントを入れた後の注意点】

インプラントは、一度入れてしまえば自分の歯のような感覚でかんだり話したりできるという大きなメリットがあるものの、外科的に自分の体に埋め込む治療です。そのため「体の一部」であるインプラントは、生活習慣や体のコンディションなどが状態維持に大きな影響を与えやすいのです。ですから、一度入れてしまえば終わりではないことをしっかり覚えておく必要があります。

もしも、歯みがきが上手にできず、口の中が不衛生であったり、タバコを吸ったりしていると自分の歯と同様に歯周病のリスクが高まります。もしかしたら、せっかく入れたインプラントを早期に失うことにもなりかねません。

また、インプラントを埋め込めたとしても、全身的な病気の影響で、早期にインプラントがダメになってしまうこともあります。

インプラントを長持ちさせるためには、生活習慣を規則正しくして、口の中の健康にも全身の健康にも気を配っていくことがとても重要なのです。

 

 

【OCEAN歯科からのメッセージ】

インプラント治療は、日本だけではなく世界的でも多くの方に用いられている治療法であり、埋めた後もメンテナンスの必要はありますが大変優れた治療法です。

もしも歯を失ってしまったら、どのような治療法を選ぶにしても、早期に歯科医院へご相談されるのが良いでしょう。歯が失われたスペースにどんどん横の歯が倒れていったり、かみにくくなったりと困ったことにもなりかねません。

グラグラする歯があったり、もしも歯がなくなってしまったら気軽に当院へご相談ください。

フッ素を上手に使って歯を守ろう

2023年5月6日

人間のからだに必要な元素のひとつにフッ素があります。

フッ素は歯にも口の中の細菌にも作用する、むし歯予防に大事な役割を持っているものなのです。

 

<自然界のなかのフッ素>

フッ素はもともと自然界にはあちこちにある元素です。

私たちが日頃、食べているものの中にもフッ素は含まれています。

 

【身近にあるフッ素】

・骨や歯      微量元素として含まれる

・お茶の葉そのもの 200~400ppm

・緑茶       0.5~2ppm

・イワシの骨    395ppm

・カツオの皮    52ppm

・めざし      7~40ppm

・自然塩      2~20ppm

・海水中      1.3ppm

このように日頃飲んでいるお茶や、海産物に比較的多く含まれます。

お茶の葉そのものでなく加工したりすると濃度は減少し、また魚でも骨や皮などで濃度が高く、実際に食べる部分はフッ素の濃度がグッと下がります。

フッ素は「歯を強くするお薬」とも言われており、むし歯予防には欠かせません。

歯を強くして酸に溶けにくくすることも一つの作用ですが、溶けた成分をだ液と一緒に押し戻して歯を修復すること(再石灰化といいます)が最も期待される効果です。

この作用は、歯の周りやだ液のなかにほんのわずかなフッ素があることによっておこなわれます。

 

【口のなかでのフッ素のいろんな働き】

・結晶性の向上       → 歯を成熟させ、溶けにくい歯をつくります

・フルオロアパタイトの形成 → 溶けにくい歯をつくる

・脱灰の抑制        → 酸から歯を守る

・再石灰化の促進      → 溶けた歯を治す

・むし歯菌の活動抑制            → むし歯菌が酸をつくらなくする

むし歯を減らすための1日あたりのフッ素摂取量の目安は、体重1kgあたり0.05mgと言われていますが、実際に日本の子どもたちの摂取量は足りていない現状があります。

 

1.食べものに含まれているフッ素は、そのままむし歯予防をしてくれるの?

食べもの中に含まれているフッ素は、大部分がほかの物質と結合していて、歯を守るためには働きにくい状態になっています。

そこで歯みがき剤やフッ素のうがい薬などのフッ素イオン(歯に対して働きやすい形)にして、歯に直接働きかけるようにしていくのが効果的です。

アメリカやヨーロッパの多くの国では水道水や食塩など、日々口にするものや食品などにフッ素が含まれています。またフッ素のサプリメントなども市販されており、フッ素は健康の維持や増進のために欠かせない「栄養」という認識をしています。

一方、日本では、水道水へフッ素が入っていることもなく、フッ素サプリなども市販されておりません。

もしも幼稚園や学校などのフッ素入りのうがい薬やご家庭でのフッ素入りの歯みがき剤の使用、歯科医院でのフッ素の塗布をおこなっていても、通常はフッ素のとり過ぎにはなりません。

 

厚生労働省の研究でも

①フッ素は歯みがきのサポート役ではなく積極的な予防剤

②歯みがき剤をつけずにみがいても「むし歯」予防効果はない

③フッ素を配合した歯みがき剤は乳歯が生えてきた直後から使用する

④子ども方高齢者まで、すべてのライフステージで予防効果がある

などの考えが示されています。

 

2.歯みがきをしていても、むし歯ができる?

日本ではほとんどの人が歯みがきをしているのではないでしょうか。

フッ素が入った歯みがき剤も普及していて、使用されている方も多いと思います。

それなのに、日本のむし歯の数はほかの先進国と比べるとまだまだ多いのです。

その原因の一つとして、歯みがき剤に含まれるフッ素の効果を活かす歯みがきの方法がうまく皆さんに伝わっていないことが挙げられます。

フッ素の効果を左右するのは、

・年齢に合わせたフッ素の量

・フッ素が歯に作用している時間

・うがいの回数         などがあります。

むし歯予防のためには「効果的な濃度を保ちながら歯みがきをしていくこと」こそがフッ素の効果を十分に活かす重要なポイントなのです。

 

 

3.フッ素の上手な取り入れ方

フッ素は歯科医院で取り扱う濃度の高いものと、ご家庭で使うフッ素が配合されたうがい薬や歯みがき剤などの濃度の低いものがあります。

濃度が高いものは年に数回の歯科医院での塗布のみですが、濃度が低いものは家庭で毎日使用できます。

口の中にほんのわずかなフッ素があることが大切ですので、定期的に歯科医院で診察を受けながら高濃度のフッ素を塗布し、ご家庭では低濃度のうがい薬や歯みがき剤を毎日使用して口の中にフッ素を供給していくことで、相乗効果が期待されます。

 

【歯科医院と家庭でのフッ素の配合製剤の種類と使い方】

歯科医院 家庭
配合フッ化物 ・APF(酸性フッ素リン酸溶液)

・NaF(フッ化ナトリウム)

・NaF(フッ化ナトリウム)

・MFP(フルオロリン酸ナトリウム)

・SnF₂(フッ化第一スズ)

フッ素濃度 9000ppmF 1500ppmF以下
形状 ゼリー状、液状 うがい薬

歯みがき剤(ジェル、ペースト)

スプレー

フォーム

使い方 綿、歯ブラシなどで歯面に塗布する うがい、歯ブラシ、スプレーなどにより口の中に取り込む
頻度 年に1~4回

(3ヶ月~半年ごとが理想的)

1日2~3回
特徴 ・歯の中にフッ素を取り込むことにより、フルオロアパタイトをつくる

・歯の結晶性を向上する

・生えたばかりの歯を強くする

・高濃度のため、使用できる頻度が少ない

・脱灰の抑制と再石灰化の促進

・低濃度のため、毎日使用できる

       

【子どもの年齢に応じたフッ素の取り入れ方】

お子さんの年齢に応じ、使用できるフッ素濃度は変わってきます。

また口がゆすげない小さなお子さんでも、使う量をコントロールすればより安心してご使用できます。

3歳未満の場合、フッ素濃度が500ppmのものであれば、米つぶ大くらいがいいでしょう。

100ppmのものであれば、えんどう豆大で口をゆすがないお子さんも安心して使えます。

もしフッ素配合の歯みがき剤を使わずにブラッシングする場合、直接歯にスプレーするか歯ブラシに直接スプレーするものもあります。

3~5歳の場合、500~1000ppmを歯ブラシにえんどう豆大(直径5ミリ以下)で使いましょう。口がゆすげるお子さんでも、口の中にフッ素が残るのが理想的ですので、できるだけ少ない量の水でゆすぎましょう。

6歳未満のお子さんには、1000ppmの高濃度の歯みがき剤は使用できないので注意が必要です。

お使いの歯みがき剤の種類もさまざまでしょうから、使用方法など分からないことがあればお気軽にスタッフまでお尋ねください。

どの年齢でも、新しく生えてきた歯はまだ成熟しておらず、2~3年はとてもむし歯になりやすい状態です。年齢に応じた濃度のフッ素を毎日取り入れることで、むし歯ゼロを目指しましょう。

 

4.フッ素による危険性

ビタミンやサプリメントと同じように、何でも適正な量というものがあります。

偏ったビタミンだけをとることや、大量に摂取することで健康を害することもあります。

フッ素も同様で、濃度や使い方をきちんと守ることによって、効果的にお口の健康を守ることができます。

過剰に摂取してしまった場合は、急性中毒(一度に大量に摂取した場合)や慢性中毒(急性中毒は起こさないが、頻回に長期間摂取した場合)を起こすことがあります。また歯の形成期だと斑状歯という形成異常が起きます。

どれくらいの量を摂取すると中毒になるかというと、お子さんの場合、5歳程度であればフッ素のうがい薬を40人分を一度に飲んだ場合です。

このように、過量なフッ素を飲み込まない限り中毒になることはありません。

またこれだけの量を一度に飲み込むのは難しいのではないでしょうか。

何でもそうですが、適切な量と頻度を守ることは大切です。

フッ素について、不安を感じていたり、悩まれている方はお気軽にスタッフまでご相談ください。

5.OCEAN歯科からのメッセージ

フッ素はお口の健康にとって、とても効果的なものです。

歯科医院での塗布とご家庭で毎日取り入れ、フッ素を上手に使い、むし歯にならない健康な口の中を維持していきましょう。

当院ではフッ素の料金はかからず、検診やクリーニングの際に仕上げでフッ素を塗布しています。

お気軽にご相談ください。

 

 

初診「個別」相談へのご案内

当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
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OCEAN歯科クリニック URAYASU
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